わたしたちの健康読本48 心臓の病気
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5. 弁膜症 高齢化社会を背景に、弁膜症が大幅に増えています。心臓には、僧帽弁、大動脈弁、三尖弁、肺動脈弁の4つの弁があり、血液を一方向に流すとともに、逆流を防いでいます。加齢に伴い弁が肥厚し、硬くなってくると、弁が十分に開かなくなる狭窄症や、閉じが悪くなる閉鎖不全症といった弁膜症をきたします(図11)。4つの弁のうち、治療の対象となるのは、ほとんどが大動脈弁と僧帽弁です。15弁膜症弁膜症  弁が十分に開かず、血液が通過する部分が狭い弁が完全に閉じず、通過した血液が逆流する血液が抵抗無く通過し、通過した血液は逆流しない正常な弁狭窄症閉鎖不全症 図11 弁膜症とは資料提供:セントジュード 開いている時閉じている時

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