わたくしたちの健康読本<糖尿病>49
13/20
② 体重 体重が多くなり、インスリン抵抗性をきたしている2型糖尿病の場合は減量することが極めて重要です。自宅でも簡単に測定できる項目ですので、目標体重を意識して治療継続することが望まれます。③ 血圧 高血圧は動脈硬化、心臓病、腎臓病などの危険因子です。糖尿病ではとくに高血圧の悪影響がでやすいといわれており、血圧は130/80 mmHg未満に維持することが推奨されています。しかし、動脈硬化がすでに進んでいたり、たちくらみなどの症状がある場合はより緩やかな目標にする必要があります。血圧は時刻や環境で変動するので、朝や就寝前の家庭血圧を測定することが大切です。減塩と内服でほとんどの場合は目標の血圧を維持することができます。糖尿病の検査 検 査13
元のページ