健康読本_51
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血圧とは、心臓から送りだされた血液が動脈の内壁を押す力のことです。ホースで水を撒く時、蛇口を開き水量が増せば水圧が上がります。さらにホースの先を細くすれば水圧が上がり、より遠くに水を撒くことができます。血圧(水圧)は血流量(水量)と血管抵抗(管の太さ)により変動します。心臓から全身に血液を送りだすためには適度の血圧が必要です。運動をするときには血圧を上げ、より多くの血液を全身に送り出します。逆に安静時や睡眠中は血圧を下げ、心臓を休ませます。血液量の調整は主に腎臓で尿量を調節することにより行われます。血管抵抗の調節は、自律神経(交感神経と副交感神経)や血圧調節物質(レニンやアンジオテンシンなど)で行われます。寒い時には血管が収縮し血圧が上がり、暖かいと血管が緩み血圧が下がります。2血圧とは動脈血圧血液が動脈の内壁を押す力血流量と血管抵抗(管の太さ)により変動する血圧低高4わたくしたちの健康読本
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