健康読本53
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❸ 生活上の悩みや苦しみを一人で抱え込まずに、社会資源(サービス)を利用しよう 精神的な不調の背景にある様々な生活上の問題については、地域生活支援センターなどの医療機関以外へ相談することもできます。ここですべてを紹介することはできませんが、「こころの耳」(厚生労働省)では地域で利用できる各種相談窓口が詳しく紹介されています(表5)。長野県の相談窓口は表2の2. Dをご覧ください。これらの相談窓口では、医療とは異なる解決法を一緒に考えてくれます。ご本人に調べる余裕がないときには、ご家族が調べて、一緒に相談に行かれてはいかがでしょう。医師は意外とこれらの情報を知らないことがあります。表5 「こころの耳」で得られる各種相談窓口の情報(厚生労働省 文献6) 以上のようなサービスを積極的に活用してください。なお、精神保健福祉士(PSW)は、このような社会資源(サービス)に精通した専門家で病院や大きな診療所で勤務しています。通院している医療施設にPSWがいない場合には、地域の保健所、役所、県の精神保健福祉センターに問い合わせるといいでしょう。● 仕事に関する相談● 職場のパワハラ・セクハラに関する相談● 生活に関する相談● DV、性暴力などに関する相談● 自殺を考えるほどつらい方● ご家族を自死で亡くされた方● 外国語で相談したい方● こども向け相談窓口● その他の相談窓口 などhttps://kokoro.mhlw.go.jp/「こころの耳」ホームページアドレス13こころの病気
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