日本人はワクチンが嫌いである。一番嫌いな国民はフランス国民(マクロン大統領がコロナワクチン接種を推奨したら暴動が起きた)二番目はボスニアヘルツェゴビナ国民、日本国民は３位につける。日本人種は密やかな噂話を好む。従って出どころ不明なYouTubeというツールが大活躍して子宮頸がんワクチンの開始が大幅に遅れた。
　アステカ・インカ帝国を滅ぼし、20世紀だけでも３億人の地球人を殺した天然痘(痘瘡)は1987年ソマリアのアリ氏をもって撲滅。
　コロンブスによってスペインヨーロッパに持ち替えられた梅毒はその18年後にジパング到着。
　自身がポリオ患者であった米国第32代ルーズベルト大統領は米国のポリオ治療に貢献
　江戸時代、麻疹はおよそ30年ごとに流行を繰り返す再興感染症で、徳川綱吉は63歳で麻疹で没。
　1950年当時の子供の疾患別死亡数は、百日咳で10,000～17,000人/年、ジフテリアで2,000～3,000人/年、破傷風で2,000/年、ポリオで数百～1,000/年、麻疹で数千～20,000/年、今はほぼゼロ。この実績をワクチン忌避者はどのように考えるのでしょうか？
　お父さん、お母さんにとって我が子の命を救ってくれたのはワクチンでした。この集団免疫形成はお年寄りの命も救っています。また、肝炎ワクチンやHPVワクチンは大人になって発病する病気も防ぎます。
『うちの子がワクチン受けようが受けまいが勝手でしょ！』という母子手帳のワクチン欄真っ白のお母さんに時々遭遇します。そういうお母さんは育児放棄のDVです。
　会員の先生方には意味不明なワクチン忌避者に賛同する方はおられないと信じたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考：長崎大学　森内教授の講演会より