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認知症の増加 ―医師会は地域連携の要に―


日本では高齢者人口の増加に伴い、認知症の患者さんが増え、2020年には325万人にまで増加すると言われていました。今年秋の政府の発表によると、今現在、65歳以上の高齢者のうち15%にあたる462万人の認知症患者さんがおり、加えて400万人が認知症に進む可能性がある軽度認知機能障害と推定されています。日本の統計は信頼性が強いと思われていますが、僅か数か月の間に、これだけ数値が違うことは少々驚きです。

それに加えて、400万人の軽度認知機能障害と呼ばれる人々の6人に1人が1年以内にアルツハイマー型認知症に移行すると言われています。そうすると、2020年に認知症の人々は約1千万人になるという予想です。認知症の進行を遅らせるという薬は開発されましたが、認知症を治癒させる薬はいまだ見つかっていません。それ故、認知症の人々に対して地域における暖かいcareが必要とされます。その中心を担うのが各々の医師会の重要な使命になると考えています。今後、益々の地域の看護、介護チームとの連携を密にしたいものです。