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添付文書の改訂、届いていますか ―添付文書の電子化を―


医療機関には毎週のように、製薬メーカーから医薬品の「添付文書改訂のお知らせ」「使用上の注意の改訂」などと書かれた、大きな封筒が送られてきます。また日本製薬団体連合会から、「医療用医薬品使用上の注意改訂情報」と書かれたオレンジ色の包装の、"Drug Safety Update"という冊子も毎月送られてきます。

医薬品の包装の中にも添付文書は入っているのですが、出荷後、納入後に変更されることもあるので、注意喚起しようというのはわかるのですが、はたして機能しているのでしょうか。大きな病院では、処方する各ドクターに届いているのでしょうか。

パッケージの箱に、切り取れる2次元バーコードなどつけて、タブレットやスマホで、最新の添付文書を見れるようにしたり、改訂や新薬のニュースはネットで伝えたら、どうでしょう。森林資源の保護、製薬メーカーの経費節減、医療機関の手間の節約、ゴミの減量など、メリットは多いと思われます。