45歳からの更年期障害を知りましょう(人生を頑張ってこられた皆様に)
2020年01月01日
◎更年期障害の様々な症状
のぼせ、疲れやすい、イライラする…心配事・将来の不安等で居てもたってもいられない。そんな日常生活に障害があるその症状は、更年期の症状かもしれません。
◎更年期障害のメカニズム
更年期は、女性ホルモンが減少して脳の自律神経の中枢機能が乱れます。一種のパニックに陥り身体症状や精神症状に障害が現れます。
◎更年期障害の自己チェック
1.顔がほてる
2.汗をかきやすい
3.腰や手足が冷えやすい
4.動悸・息切れがする
5.寝られない、眠りが浅い
6.怒りやすく、イライラする
7.くよくよしたり、憂鬱になる
8.頭痛、めまい、吐き気がよくある
9.疲れやすい
10.肩こり、腰痛、手足の痛みがある
◎病院でのチェック
血液検査でホルモン検査をします。
◎軽くする対策
1.症状を悪化させる生活環境の改善
2.女性ホルモン不足を補う
3.良好な睡眠をとり症状を軽くする為に、漢方薬、抗うつ薬など症状に応じた薬の使用をします。
◎ホルモン補充療法《HRT》について
女性ホルモン剤を用いて上記症状の軽減をします。飲み薬、貼り薬、塗り薬、等があります。ぜひお試しください。
◎HRTは副作用もある治療法ですが,それを理解して使用すれば、期待される更年期女性の全身への作用・効果があります。
お近くの産婦人科医師にぜひ御相談ください。
広報副委員長 宮下 尚夫